ネット物販を始めてしばらく経った頃、
無在庫リスク少なく攻めるか?有在庫でガッツリ勝負するか?
この選択にめちゃくちゃ悩んだことがあります。
無在庫なら、商品をとにかく出品して、売れたら仕入れて発送!
だから、在庫を抱えるリスクもキャッシュフローの心配もなし!
一方、有在庫は、売れなければ在庫の山になるし、価格競争に巻き込まれる可能性もある。
有在庫=リスク高いって思う人もいますよね。
でも… 最終的に私が選んだのは有在庫。
なぜなら、、、、?
本記事では、なぜ無在庫より有在庫の方がガチで稼げるのか? をお伝えします。
目次
無在庫販売の闇!短期的には稼げるけど、長く続かない理由とは?
商品を販売する上で大切なことはお客様の欲しいモノを、最高の状態で、ベストなタイミングで届けること だと私は思ってます。でも無在庫販売だとそれが完ぺきにはできなくて、お客様の信頼を得るのが難しいんです。
無在庫で稼ぐには、とにかく大量の商品を出品しないといけない。でも、その商品の在庫管理ができていないと、せっかく注文が入ってもごめんなさい、在庫切れでした!からの キャンセル確定 って流れになる。しかも、出荷までのリードタイムも長いし、期間内に発送できなかったら発送遅延→ クレーム発生するし品質だって自分で管理してないから、届いた商品が粗悪品だった場合不良品でした!→ さらにクレーム爆増!これって、販売者にとってもお客様にとってもストレスでしかないですよね?
じゃあ、百歩譲ってそんなの関係ねぇ!稼げればOKっしょ!って割り切るとしても、それで 本当に長く稼げるのか? って話。
一時的には稼げるし無在庫でめちゃくちゃ稼いでる人もいます、でも続けるのはホントきつい。
大量に出品した商品をツールで管理したとしても、
✅在庫切れは100%防げない(仕入れ先の状況次第)
✅発送遅延はどうしても発生する(自分で出荷してない以上コントロール不可能)
✅品質をチェックしようがない(実物を見てないからそもそも選別できない)
この3つのどれかが原因でクレームが増えていくのは時間の問題。そして、クレームが重なれば、販売サイトのアカウントが永久停止なんてことも普通にある。特に最近はYahooショッピングなんかも悪質な無在庫販売者をガンガン追放中! その影響で新規出店の審査が厳しくなってるし。
そんなアカウント停止の恐怖にも怯えながらビジネスを続けるって、相当ストレスですよ。商売って継続してナンボなのに、こんなに不安定な状態で続けられるわけないよなって思いません?結局のところ無在庫販売は短期的には稼げるかもしれないけど、安定したビジネスにはなりにくいんですよね。 だったら、最初から在庫を持って、安定したビジネスを作る方が、結果的にラクだし、長く稼げるって話です。
有在庫販売のメリット!売上を伸ばしながら安定したビジネスを構築

有在庫販売の最大の強みは、売上を安定させながら、売れば売るほどページを強くできることです。
在庫を持つことで、即納・高品質・信頼のあるショップ運営が可能になってリピーターも増やすことができるのは強いですよ。
✅ 即日発送できる → 早く届くショップは信頼され、リピート客が増える
✅ 品質管理ができる → クレームや返品リスクを激減させ、ストレスなく売上を伸ばせる
✅ 商品ページを強化できる → レビューが増え、SEO効果が高まり上位表示され売れやすくなる
✅ ブランドの認知度を加速 → 長期販売でファンを増やし、安定した収益基盤を構築
特に大手通販サイトは即納できるページの方がSEOの仕組み上、検索上位に表示されやすいんです。
- AmazonならFBA
- 楽天市場なら最強翌日配送
- Yahoo!ショッピングなら優良配送
つまり、無在庫販売のページよりも有在庫販売のページの方が優遇されるため、SEO効果を最大限に発揮しながら、より多くのアクセスを集めることができるってことです。
それにリピーターが増えれば、継続的な売上を作れるだけでなく、広告費や集客コストを抑えながら効率的に利益を伸ばすこともできます。
有在庫販売のデメリットとは?ミスると事業継続困難にもなりかねない!?

有在庫販売の場合、特に自社商品であれば利益率も高いし、自分の裁量でビジネスを展開できるし商品ページを育てて売れるページを作ることができるのが魅力だけど、メリットしかない!なんてことは当然ない。
✅ 仕入れコストと資金繰りのリスク → 資金が必要。フローを考えないと資金が回らない可能性あり。
✅ 在庫リスク(売れ残り・保管コスト) → 売れなかった場合、在庫が溜まり、倉庫のコストがかかる。
✅ 商品管理・物流の手間が増える → 仕入れ・保管・発送の業務が発生する。
✅ 価格競争に巻き込まれる可能性 → 競争が激しい市場は価格競争が発生し、利益が圧迫されるリスク。
ガンガン売れてるときは最高だけど、リスク管理を怠ると一気に資金が回らなくなって大ピンチに陥ることも。有在庫最大のリスクはキャッシュフローが崩れること。仕入れた商品がスムーズに売れなかったら、在庫は積み上がるし、倉庫代はかかるし、資金はロックされてどんどん苦しくなる。
だからこそ、仕入れ前のリサーチと計画は超大事。市場調査、競合の強さ、キーワードボリューム、商品の差別化などはもちろんのこと資金回収までの計算を徹底的にやらないと、後からこんなはずじゃなかった…ってなるのが有在庫の怖いところです。
どれだけ準備しても、売り出したら思ったより反応が鈍いなんてことはザラにありますよ。私も勢いだけでこれは絶対イケる!と信じて数百万円分の在庫を抱えたことがあるけど、予想よりも売れるペースが遅くて、キャッシュフローが回らなくなって手持ち資金がどんどん減っていくヤバい状況になったことがあります。
幸い、その商品はなんとか完売して利益も出せたから、よかったものの、もし売り切る前に資金がショートしてたら倒産コースでした。この経験から、リサーチはやりすぎってくらいやれ!ってことを痛感しましたね。勢いも大事だけど、それだけじゃダメで戦略的に仕入れることが大事ってことです。
発送業務や品質管理に関しては少量であれば自分でできるし、もしそれらの業務ができなくてもアウトソーシングできるので大した問題にはなりません。その辺のことはまた別の記事でお伝えします。
無在庫販売するならココ!稼げるプラットフォームと絶対NGなサイトとは?

もし無在庫販売をするなら、どこでやるべきか?有在庫の方が稼ぎやすいけど、在庫リスクが怖すぎる…って人は、無在庫販売がしやすいプラットフォームを選ぶのが重要です。
オススメなのは 自社サイト・BUYMA・eBay。この3つは在庫を持たずに販売できる仕組みが整ってる。特にeBayは、在庫管理や出品ツールも充実してる。BUYMAはブランド品の無在庫販売が基本で、世界中の人気ブランドを取り扱える。ただし、一部のバイヤーは韓国や中国のノーブランド品を販売してるけど、始めたばかりだとBUYMA側からノーブランド品の販売許可が下りないことがほとんど。
逆に、Amazon・Yahooショッピング・楽天市場では無在庫販売は危険。これらのモールは有在庫前提で運営されていて、無在庫販売をして在庫切れや発送遅延を繰り返すと、最悪アカウントが永久停止に。今の時代、簡単にアカウントはつくれないです。日本でネット物販をやるなら、この3サイトは稼ぐ上で外せない超重要プラットフォームで、ここでアカウントを失うと、将来的に大きく稼げるチャンスを自分から潰すことになるってことです。